2006年07月16日

若冲と江戸絵画展を見る

長沢芦雪.jpg
←長沢芦雪画『幽霊図』
乱れた髪をかきあげる手がこの世の物ではありませんね・・・


金曜日に、上野の東京国立博物館で開催されている『若冲と江戸絵画展』へ行って参りました。
ちょうどその日落雷のせいで電車が止まってしまい上野に足止めだったし、「幽霊画」があるという情報を入手したので、それも見たいなあ、と思って。


館内は、適度ににぎわっていました。金曜の夜だけあって、会社帰り風の人がほとんどです。

101点の絵は、「正統派」「京都の画家」「エキセントリック(←もちろんこれが若冲)」「江戸の画家」「江戸琳派」と5つのコーナーにわけられていて、非常に見やすかったです。

猛虎図(若冲).jpg
←伊藤若冲画『猛虎図』

若冲の現代にも通じる、イラストチックな動物達が面白くて、しっかりと目に焼きつけてまいりました。

最後の「江戸琳派」のコーナーは、ほとんど屏風でしたが、この展示方法が変わっていました。
屏風はガラスケースに入っていません。館内の照明はほとんど落とされていて、屏風の部分のみ、自然の光が徐々に変化していくような照明があてられています。
見ていると、和室に置かれた屏風の前に1日坐っているような奇妙な錯覚に陥りました。朝日が昇り、午前の明るい光、午後のややけだるい光、夕暮れ時のもの悲しい光があたっているように・・

そして、そこに幽霊画が!
↑の絵とは別の、もっともっと怨みと悲しみにみちた恐ろしい顔の1枚がひっそりと展示されていましたよ・・(直視したくありませーん)
そこの光も明→暗、暗→明と変化していて、不気味さを倍増しておりました。暗くなった時の絵の凄まじさといったら!さすがの私も、家には置いておきたくないと思ってしまうほどです。^_^;

この展覧会、8月下旬までやっているそうなので、もう1度行って見たい、と思いました。9月からは京都国立近代美術館に行くそうです。

みなさまもぜひぜひ。おすすめですよ〜。

★本日の学習★かわいいかわいい 

「教室」
・なぜ夏が嫌いかについてのフリートーク。
 ごきぶりについての話がとても盛り上がる。
・20課の会話。中→日→中、お互いに翻訳。参考文。
 20課(最終課)は、やたらと成語がでてきた。
 ざっと数えて12個。うう〜

*2週間ぶりの授業でした。さぼってたツケがでて、フリートークはしどろもどろ。優秀な同学たちの話を感心しながら聞いてました。話すときは落ち着いて、よく考えれば平易な言葉でもきちんと通じるんだな〜と。
posted by ぺりお at 22:56| 千葉 ☁| Comment(14) | TrackBack(1) | 展覧会・美術展他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
京都人は秋になってからお化け見るのねー。
いいよーだ、そんなとこ行かんと勉強するもん。
うぅ(・o+)イジイジ・・・
泣くもんか。
Posted by sheng at 2006年07月17日 11:55
幽霊の絵って本当に怖いです。
確かに涼しくなりますが、眠れなくなりそうです。
私が子供の頃はテレビで「あなたの知らない世界」
という番組をお昼にやってました。
20分くらいの怖いお話なんですが
それを見たら怖くなるのがわかっているのに
見てしまって、後からすんごい怖がった思い出が
あります。

そういえば、ホラー映画に女の子と行って
頼もしい所を見せるという作戦をこの前考えたのですが
隣に座っているのが「ナヨナヨしたメガネ」では
無理ですね・・・・・。

ヨン様ばりの肉体が欲しいです。
Posted by ゴルゴなおきち at 2006年07月17日 17:22
>>shengさま

大丈夫ですよ!お化けは年中無休ですから。(^^)

本当にすばらしい展覧会だったので、機会がありましたら是非ご覧になって下さいませ〜。
同じ絵でも、上野で見るのと京都で見るのでは雰囲気が違って見えそうです。いいなー、京都で見たいなー。
Posted by ぺりお at 2006年07月17日 17:45
>>ゴルゴさま

「あなたの知らない世界」は最恐です!
今まで何百本とホラー映画は見ましたが、あの再現フィルム以上の怖さはありませんでしたよ。
お昼っていうのが、更に怖さをパワーアップしていたような気がします。なつかしいなあ〜。

ホラーって、女性より男性の方が怖がりますよ。今までの経験からいって。女性はいざという時強いです。
ゴルゴさんも安心して、一緒にいった女性に「怖いよー」といって甘えちゃってください。
“かわいい♪”って思われるかもよ!(^◇^)
Posted by ぺりお at 2006年07月17日 17:48
ぺりおさん、こんにちは。
もしかしたらご存知かもしれませんが、今度の日曜日(23日)に「新日曜美術館」(NHK教育)で「若冲 21世紀へのメッセージ」というのをやるそうです(変更・中止の場合もあり)。
また違った見方ができるかもしれないので、見てみようと思います。
Posted by るば at 2006年07月17日 17:54
>>るばさま

こんにちは。
ありがとうございます。
23日はビデオセットして、じっくり見てみます。
この番組、地味だけどかなり好きなんです。
特集された展覧会は、ついつい見たくなってしまいますよね!
Posted by ぺりお at 2006年07月17日 22:03
よかったですよね〜若冲展。とくに最後のコーナー。
照明を変化させるアイデアはコレクターであるプライスさんの持論によるのだそうですね。
そうでなかったら、貴重な作品を借りた美術館の独断であれをやることはできないでしょう。
東博の学芸員さんも興奮したでしょうが、観客にとっても有難い機会になりました。

ところでぺりおさん、江戸前シャツ大阪で大受けでしたよ!
Posted by rainer at 2006年07月18日 11:38
きょう梵天丸は江戸で朝日で授業したかも。
そして東京国立博物館のこの世とか学習するはずだったみたい。
そして長沢にツケに入手したかった。
Posted by BlogPetの梵天丸 at 2006年07月18日 18:15
>>rainerさま

良かったです〜。
あの照明は画期的でしたね。
もし普通の展示だったら、気にとめなかっただろうなあ、という屏風もありました。
考えてみれば、絵も掛け軸も屏風も部屋に飾る物ですものね。部屋にさしこむ光と共にひとつの作品になるのでしょう。

おっ!江戸前寿司評判でしたか!
「これええなあ〜。どこで買うたんや〜。」という声が聞こえてきまーす。(^◇^)
Posted by ぺりお at 2006年07月18日 22:14
>>梵天くん

>長沢にツケに入手したかった。

ってのがちょっと怖い・・幽霊画の事かな?
Posted by ぺりお at 2006年07月18日 22:18
京都でもやるんですか。これは行かなくっちゃ!
Posted by まお at 2006年07月20日 15:17
>>まおさま

本当に行って良かったです。
日本の美しさを堪能してまいりました。
京都では、9月23日〜11月5日に開かれるそうです。
京都で見たらまた印象が違ってきそうなので、私も行きたいです〜。(*^_^*)
Posted by ぺりお at 2006年07月20日 20:25
ちょっと前に書いた記事ですが、トラックバックさせていただきました。若冲が広がっていきますねぇ。
Posted by るば at 2006年07月28日 15:23
>>るばさま

TBありがとうございます。
るばさんの記事がきっかけで足を向けたのですよ〜。
あの独特の雰囲気にまたひたりたくなっております。
Posted by ぺりお at 2006年07月28日 20:45
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「若冲と江戸絵画展」に行く
Excerpt: 東京国立博物館(の平成館)でやっている「若冲と江戸絵画展」に行ってきました。 いやぁ、混んでますねぇ。そして館内の暗さが、ますます掛け軸を見にくくしています。美術品を傷めないためなのでしょうが、この..
Weblog: カッパのパントリー
Tracked: 2006-07-28 15:18
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