
立ち上がって音読?
語学は音読が一番効果的、という話を良く耳にします。
私のバイブル『台所から北京が見える』にも、著者が先生に中国語の上達方法を尋ねたとき、「只管朗読」という答えが返ってきたシーンがありました。
私も音読が好きで、以前は100本ノックなどもしていましたが、ここのところはさっぱり。
すっかり口まわりの中国語筋肉が衰えてしまい、発音があやふやになってしまいました。
中国語の勉強を再開するにあたり、また音読を始めてみたのですが、これがなかなか続きません。
普段は、家で誰もいない時をみはからい(笑)、椅子に座って音読をします。
テキスト1課分で、たった5分やそこらしかかからないのに集中力の持続が難しいことったら!
途中キョロキョロしたり、猫が膝に乗ってきたら構ってみたり、次のページめくってみたり・・。
せっかくキッチンタイマーをセットしても、止める有様。
どうもいけません。語学力もさることながら、学習持続力も衰えているようです。
2年間のブランクは大きい!
そこで、ふと思い立って立ち上がって音読してみました。
立つだけでなく、うろうろと部屋を歩きながら読んでいると、あら不思議。
かなり集中できるのです。
「歩いている」と「読んでいる」と同時に2つの事をやっていると、自然にそれ以上の行動ができなくなるのかもしれません。
しばらくすると、だんだん気分は「学校の先生」になり、ゼスチャーまで入れてみたりして。
まあ私の場合、雰囲気にすぐ乗せられるという、うっかり八兵衛みたいなとこがあるので、万人にいいかどうかはわかりませんが・・。(゜_゜)
でも、なかなか良い気分になれるので、しばらくはこのうろうろ音読を続けてみようと思います。
【ただ今使用しているテキスト】
中国語教室で使用しているテキストです。
NHKのTV中国語講座の講師をされていた陳淑梅先生の著書。
中国と日本の習慣の違いがエッセイにされていて、大変興味深い内容です。
一番「おおお!」と思ったのは、中国人の布団の使い方。
掛け布団を封筒みたいに折って、その中にもぐりこむらしいですー!
だから掛け布団のサイズが長いって・・・。びっくり。
普通に使う慣用句や成語が自然に散りばめられているので、知らず知らずのうちに覚えられるかも。
(かも!)(^◇^)
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